そけいヘルニア、それは現代医学では放っておいても治ることはないとされている病気です。
嵌頓(かんとん)にならない限り命に別条のある症状ではありませんが、いつそうなってもおかしくないというのも現状です。
痛みがないのであれば、今すぐに手術する必要のない病気であるのがそけいヘルニアですが、嵌頓(かんとん)になるか分からないという不安から解放されるためにも、時間のあるときに、手術してもらうことをお勧めします。
分かりやすい嵌頓(かんとん)の例を見つけたので紹介します。
あなたの指を腸としましょう、そして、そこにぐるぐるに輪ゴムを巻くとどうなるでしょうか・・・。
輪ゴムで巻いた先から血が通わなくなり、そのまま放置しておけば、いずれは腐っていってしまいますよね。
そう、そけいヘルニアの症状の中でも、嵌頓(かんとん)とはみずからの筋肉が輪ゴムの役割を果たしてしまい、腸に血流が届かなくなってしまう症状のことを言うのです。
メッシュ修復手術を取り入れる人が非常に多くなり、また、メッシュの種類も多様化してきている現在、そけいヘルニアは、安全な手術であります。
それよりも怖いのは、そけいヘルニアを放置しておくことの方。
放置しておいたことによって、日帰り入院や手術できたものが、大がかりな入院になってしまうことだってあるのです。
たかがそけいヘルニアと考えず、発見した時点で病院へ行き、医師と相談して、仕事等の段取りをつけて、手術できるときにお願いしましょう。