子供のそけいヘルニアと手術

そけいヘルニアと言って、すぐに分かる人と言うのは、身内などでそけいヘルニアの手術を行ったことのある人がいるのではないでしょうか。

ヘルニア=をそけい部に腹膜の袋が出てくる疾患であるとすぐ分かる人、私の友人ではいませんでしたからね。
「腰痛のじゃないの?」と言う人がほとんどでした。

でも私たちもいつ子供が出来てもおかしくない年齢なのですから、子供のなりやすい疾患の一つとして小児のそけいヘルニアのこと、予備知識としてしっかり持っておく必要があるのではないでしょうか。

小児外科であつかう疾患の中でも、小児のそけいヘルニアは最も多い疾患の一つです。
このそけいヘルニア、厄介なことに、そけいヘルニアの手術を行ってからしばらくしてから反対側のそけい部から同じ症状を起こすことがあるそうなのです。

このことを、対側発症というそうです。
多くの場合、そけいヘルニアの手術をしてから1年以内に起こるのですが、稀に10年以上経過してから発症する人もいるそうです。
この対側発症の頻度は10人~20人に1人という高い割合で起こる症状で、残念ながら、もう一度そけいヘルニアの手術を受ける必要がでてきます。

手術を二度も受けることは、子供にとってもかなりの負担んがかかるため、一回目のそけいヘルニアの手術の際にそれを回避すべく反対側のそけい部も調べ、腹膜鞘状突起が閉じていない状態であれば、この時同時に反対側のそけい部も手術してしまいます。
このような方法のことを対側検索と呼ぶそうです。

This entry was posted on 火曜日, 4月 7th, 2009 at 9:55:41 and is filed under 治療, 症状. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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