そけいヘルニアは放置しないで

Posted under category "治療, 症状" on 12月 10th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニア、それは現代医学では放っておいても治ることはないとされている病気です。

嵌頓(かんとん)にならない限り命に別条のある症状ではありませんが、いつそうなってもおかしくないというのも現状です。

痛みがないのであれば、今すぐに手術する必要のない病気であるのがそけいヘルニアですが、嵌頓(かんとん)になるか分からないという不安から解放されるためにも、時間のあるときに、手術してもらうことをお勧めします。

分かりやすい嵌頓(かんとん)の例を見つけたので紹介します。
あなたの指を腸としましょう、そして、そこにぐるぐるに輪ゴムを巻くとどうなるでしょうか・・・。
輪ゴムで巻いた先から血が通わなくなり、そのまま放置しておけば、いずれは腐っていってしまいますよね。

そう、そけいヘルニアの症状の中でも、嵌頓(かんとん)とはみずからの筋肉が輪ゴムの役割を果たしてしまい、腸に血流が届かなくなってしまう症状のことを言うのです。

メッシュ修復手術を取り入れる人が非常に多くなり、また、メッシュの種類も多様化してきている現在、そけいヘルニアは、安全な手術であります。

それよりも怖いのは、そけいヘルニアを放置しておくことの方。
放置しておいたことによって、日帰り入院や手術できたものが、大がかりな入院になってしまうことだってあるのです。
たかがそけいヘルニアと考えず、発見した時点で病院へ行き、医師と相談して、仕事等の段取りをつけて、手術できるときにお願いしましょう。


そけいヘルニアの日帰り手術

Posted under category "治療" on 11月 10th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニアは症状が軽いと、そけい部に出ていなければ、本人は全く気にならないものだそうです。

また、そのような状態の時に病院へ行ったところで、病院の医師も患者の訴えることでしか推測することはできませんので、そけいヘルニアだと断定することは難しいようで、「そけいヘルニアの症状のようだね」みたいな言い方しかできないようです。

ですから、医師の説明によっては、「こんな曖昧な言い方で大丈夫なのだろうか・・・。」と不安に思ってしまう方もいるようです。
まあ、確実なのは、そけい部が膨らんでいるときに医師に見せに行くことではないでしょうか。

痛くないのであれば、緊急で手術をする必要はないでしょうが、いつ嵌頓(かんとん)にならないという保証もないので、ある程度の時間(1~2週間程度)がとれるときに手術を行うことを勧めます。

最近はそけいヘルニアは日帰り手術で可能になってきているケースもあるといいますが、それでも、そけいヘルニアの手術後は痛むようなので、仕事は数日間休むことができるようにスケジュールを空けておくほうがいいそうです。

日帰り入院とは、病院をその日のうちに帰ることができることと、翌日からすぐに日常生活に戻ることができることとは別の話なのだなと言うことを考えさせられる話でした。

日帰り入院でそけいヘルニアの手術を受けたとしても、少なくとも手術の翌日は自宅で安静にしていてもらいたいものですね。
もしあなたの会社で会社の人間が何かの病気で日帰り入院したとしても、翌日から仕事に復帰してくることをあたりまえだと思わず、しばらく自宅静養することを当然のことと受け止めるような環境にしてあげてくださいね


そけいヘルニアの話題で盛り上がる

Posted under category "そけいヘルニアって?" on 10月 15th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニア、それは意外なところで盛り上がった会話。

シルバーウィーク中に行われた高校時代の同窓会で、同級生の一人が
「私の旦那、そけいヘルニアなの」

と突然話し始めた。
一般的には、そけいよりも、椎間板のほうがメジャーらしく、そけいヘルニアとは??
とみな興味津津。

実物なんてめったにお目にかかれるものではないので、どんな感じなのか聞いてみると、そけい部がポコっと出ているとのこと。
それで、指で押してやると一応はグニっと戻っていくのだ。
しかし、同級生の旦那の場合、幼少期からあるせいか、そけいぶからはみ出しているのが当たり前になっているのか、すぐにまた出っ張ってくるのだとか。

今の医学では、そけいヘルニアは見つけ次第手術というのが通説らしい。
同級生の旦那さんが幼少期には、温存してもいいとされていたのだろう。
幼少期から30年近くもそけい部が膨らんだまま生活してきていたのかと思うと、かわいそうな気もするが、本人はそれが当たり前の生活を送ってきていたのだから、何ともないようだ。

今は仕事が忙しいらしく、ひと段落したころに、手術しようと思っているそう。
うんうん、できるだけ早い時期にそけいヘルニアの手術をするといい。

私も今までそけいヘルニアについていろいろ調べてきたが、かん頓になって内臓に血流が行き届かなくなると、壊死を起こしてしまう可能性だってあるから。
放置しておくと、当然命にかかわってくるものらしい。
そのような症状になる前に、ぜひとも仕事がひと段落するといいです。


そけいヘルニアと女性

Posted under category "症状" on 9月 14th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニアとは、その9割が男性がなる疾患とされていますが、それでも残り1割は女性です。
女性のほうが男性よりもそけいヘルニアになる確率は少ないですが、それも1割はいます。
この女性のそけいヘルニアの原因は、幼少期に発症したヘルニアを手術しないで様子を見ていたものが再発してくるという例が多いようです。

女性の場合、そけいヘルニアという病名の疑いがあることさえも口外したくないようで、とてもはずかし病気のようです。
それはどうしてか?
おそらくは、脱腸などという別の呼び名があるからでしょうか。
そけいヘルニアよりも、脱腸のほうがわかりやすい呼び方ですが、あまりにも短絡的すぎる呼び名でもありますよね。

小児ではよく男児がそけいぶが異常に膨らんで病院へ駆け込むことが多いようですが、今はそけいヘルニアが発見された時点で手術する決まりになっているそうです。

したがって、これからは小児のそけいヘルニアの手術件数が増えても、成人女性のそけいヘルニアの手術件数は減っていくかもしれませんね。

逆に女性がなりやすいものとして、顎関節症などがあります。
こちらはそけいヘルニアと違って恥ずかしがらずに言いやすいものです。
女性シンガーが以前なったこと関係があるのでしょうか。

腰痛も多いですけど、言いにくいのか、腰痛の治療に来る人はたいてい症状がひどくなってからのようです。 

いずれにせよ、疑わしいと思ったら、即病院へ行くことをお勧めします。


そけいではないけれど・・・

Posted under category "その他のヘルニア" on 8月 24th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニアではありませんでしたが、ヘルニアが原因で命を落としそうになった女性がいました。
それは外国の女性です。

テレビ番組「ザ!世界仰天ニュ-ス」で肩で不思議な音のする女性の話が出ました。
もしかして・・・と思いながら見ていたら、やはりそけいとはちがうのですが、ヘルニア状態になり、内臓が肩の方へと移動してきていたのです。

成人するまでそのような以上が分からなかったことの方が不思議なほどですが、あのような伸縮性のない部分に内蔵があっては、さぞかし食が細かったことでしょうね。
内臓も治まっていなのですから、勿論の中はぺったんこ。
よくスレンダーなモデルの女性のお腹を見て「果たしてあのお腹の中には一体内臓が入っているのだろうか?」と疑問に思ったものですが、まさか本当に内臓が腹部に存在しない人がいたとは・・・。
全く驚きですね。

そけいヘルニアとは、そけい部から内臓が外へ出てきてしまうこと、これに対して彼女の病名は「モルガーニ孔横隔膜ヘルニア」と呼ばれるもので、肺と内臓とを隔てている横隔膜に穴があいてそこから肺の方へと内臓が移動していったものです。
そけい部のヘルニアと異なり、肺の方へ内臓が移動していっているので、腹部を切り開いての大手術になったそうです。

そけいヘルニアのように、外見から発見しにくいヘルニアだったので、ここまで発見が遅れたのでしょうね。
私自身この番組を見るまでこのような病気が存在するとは知りもしなかったので、大変勉強になりました。


症状が疑わしくなったら即病院へ!

Posted under category "症状" on 7月 8th, 2009
Author: sokkei

昨日、テレビ番組で、そけいヘルニアではないのですが、病院に行かなかったばかりで大変な人生を歩んでしまった男性の話が出ていました。
きっかけは10代の時の擦り傷です。
そこから人間にしか感染しないウイルスが侵入し、いぼができます。

普通の人間であれば、ウィルスに対する抗体があるので、いぼが出来たらそれで治っていくそうなのですが、彼はそのウィルスに抵抗する免疫を持っていなかったがために、いぼがどんどん増殖していくのです。
家庭は貧しく、病院へ連れて行ってあげようにも、お金がなく、ただ放っておくしか他なかったそうです。

そしていぼはどんどん増殖していき、手足の指先はいぼが角質化していき、木の枝のようになってしまいます。

そけいヘルニアとはまったく関係がないのですが、私が言いたいのは、大したことないと思っても、病院へは行っておくべきだということです。
日本には健康保険制度もあります。

生活保護を受けることもできるので、病院へ行くお金がなくてここまで放置することにはならないとは思います。
それでも、そけいヘルニアを調べると、そけい部から出てきた腸がどんどん外へ出てきて、そけい部のふくらみが床に達するほどになっている症例がありました。

何故そこまで放置しておいたのだろうと思ってしまうのですが、そけいヘルニアは放置すると、大変なことになりかねない病気であることは何度もはないしています。
手術も大がかりなことになってきてしまいます。

そけいヘルニアの疑いがある場合、どうか大したことがないうちに病院へ行ってくださいね。 


そけいヘルニアの手術と費用

Posted under category "治療" on 6月 4th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニアになったら、すぐに手術などの治療を行う必要があります。

なぜなら、かん頓といって、そけい部に飛び出した内臓がヘルニア門で締め付けられ、飛び出した内臓がもとに戻らなくなるだけではなく、飛び出した内臓への血流が悪くなって壊死を起こしてしまう可能性があるからです。

そけいヘルニア自体は症状が軽いうちは痛くもないし、ただそけい部から内臓がぶよぶよと飛び出しているだけなので、安定していますが、いつかん頓になってしまうか分かりません。

かん頓になってしまうと、このように内臓が壊死してくるので、激痛を伴うし、生命の危険を及ぼす可能性があるので、かん頓ヘルニアにならないために早め治療がそけいヘルニアにも必要となってくるのです。

特に1歳以下の乳児の場合、そけいヘルニアからかん頓ヘルニアへ進む可能性が高いので、日頃からおむつ替えの際などそけい部の観察をしていたほうが良いでしょう。

そけいヘルニアの手術費用は、保険の適用が効くので、大体4~6万円の患者負担で済むと言われています。
病院指定の服を着用するように指示される場合には、レンタル料金が加算されてきますが、入院しても長くても1週間程度でしょうから、それほど痛い出費とは言えないでしょう。

大人であれば、大体この程度の出費です。

子供の場合、親の付き添いが必要となってきます。
ただし、各市地区町村によっと変わってきますが、乳幼児医療費助成制度で大人よりも金銭的な負担は軽く済むことが多いようです。
赤ちゃんなどの場合、ベットは安全面を考えて転落防止の柵をしてあるので、添い寝が出来ない可能性もあるので、付き添いようの簡易ベットのレンタル料金などの考慮が必要でしょう。


そけいヘルニアの名医

Posted under category "治療" on 5月 14th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニアの名医が紹介されている記事を見つけました。
そけいヘルニアは、知名度はそこそこですが、そけいヘルニアになったことをあまり人に知られたくないという雰囲気があるせいか、こういった番組に取り立たされることが以外です。

でも、そけいヘルニアの症状を放って置くと、すごいことになってしまうこと、良く分かったのではないでしょうか。
というのも、冒頭でそけいヘルニアの幹部が映し出されたのですが、一般的なそけいヘルニアから、これほどひどい症状はめったに見られないという程ひどい例だと思いますが、腸管がものすごく出てしまいそけい部から出た長官が床にまで垂れてきている写真が映し出された時には衝撃的でした。
確かに人間の腸管は長いですが、ここまで出てしまうとは・・・・ここまで出てしまうとおそらくは大手術になってしまうだろうけど、ここで紹介されている名医いまづ・ひろき先生は、自身も幼いころにそけいヘルニアを経験していて、その術後の経過の長さを苦痛に感じる患者の心理をよく理解していることから、短期間でそけいヘルニアの手術を終⇒退院できるようにと努力されてきた方のよう。

これまでのそけいヘルニアの手術は穴のあいた筋層を縫い合わせるのではなく、メッシュシートと言うその名の通りメッシュ状の医療用具でヘルニアを押し戻し、腸管が再び飛び出してこないようにふたをする「メッシュプラグ法」という手術法を取り入れています。

この方法だと、穴を縫合することによって起こるひきつれ感がないので(これがかなり痛いらしい)、軽いものだと日帰り出来るのだとか(この病院では入院施設がないため日帰り手術で対応できる程度までなのだとか)

日帰りで手術を受けられるのであれば、体的にも楽だし、周囲にばれずに済んで一石二鳥ですね。


子供のそけいヘルニアと手術

Posted under category "治療, 症状" on 4月 7th, 2009
Author: sokkei

そけいヘルニアと言って、すぐに分かる人と言うのは、身内などでそけいヘルニアの手術を行ったことのある人がいるのではないでしょうか。

ヘルニア=をそけい部に腹膜の袋が出てくる疾患であるとすぐ分かる人、私の友人ではいませんでしたからね。
「腰痛のじゃないの?」と言う人がほとんどでした。

でも私たちもいつ子供が出来てもおかしくない年齢なのですから、子供のなりやすい疾患の一つとして小児のそけいヘルニアのこと、予備知識としてしっかり持っておく必要があるのではないでしょうか。

小児外科であつかう疾患の中でも、小児のそけいヘルニアは最も多い疾患の一つです。
このそけいヘルニア、厄介なことに、そけいヘルニアの手術を行ってからしばらくしてから反対側のそけい部から同じ症状を起こすことがあるそうなのです。

このことを、対側発症というそうです。
多くの場合、そけいヘルニアの手術をしてから1年以内に起こるのですが、稀に10年以上経過してから発症する人もいるそうです。
この対側発症の頻度は10人~20人に1人という高い割合で起こる症状で、残念ながら、もう一度そけいヘルニアの手術を受ける必要がでてきます。

手術を二度も受けることは、子供にとってもかなりの負担んがかかるため、一回目のそけいヘルニアの手術の際にそれを回避すべく反対側のそけい部も調べ、腹膜鞘状突起が閉じていない状態であれば、この時同時に反対側のそけい部も手術してしまいます。
このような方法のことを対側検索と呼ぶそうです。


そけいヘルニアは人間の宿命?

Posted under category "原因" on 3月 11th, 2009
Author: sokkei

さて、身内のそけいヘルニアですが、小さな子どもが痛いだのおかしいだのとと訴えることは、泣くことでしかできませんよね。
では、どうやて「おかしい」と気づいたのか。
それは、おなかから、ポッコリと変なものが出てきているのが分かるからです。

そけい部とは、お腹から太ももの付け根にかけての部分を呼ぶのですが、本来腹部にあるべき小腸や大腸などが、構造的に弱いそけい部の筋膜から飛び出てしまう状態のことをいいます。

このぶぶんは、人間が二足歩行を始めたころから、構造上どうしても弱い部分で、人間が進歩するために払った代償と言えるのかもしれませんね。

おとなであれば、そけい部に違和感を覚えるでしょう。
出っ張りをお腹に押し込んだときに音がしたり、違和感を覚えるだけであったでっぱりが、徐々に痛みを伴うようになってきます。

そけいヘルニアは放置しておいてもよくなることはありません。
症状が進行していくことはあっても、改善することはないので、痛みを伴ってくるようであれば、症状がひどくならないうちに早めに病院で診てもらうことをお勧めします。

私の身内のように、小児のそけいヘルニアは、先天性のもので、母体内で既に作られているもののようです。
ですから、出産時に赤ちゃんを見てびっくりしてしまうお母さんもいるでしょうね。
今すぐ手術の必要なものか、経過を見て大きくなってから手術をすればいいのか、小さな赤ちゃんを手術するのは大変です。
緊急を要するものなのかどうかは、医師の判断にまかせましょう。